岩本光恵さん(S37.家政、住居)
「瑞宝小綬章」を受章されました
(平成22年11月3日発令 秋の叙勲)
岩本さんは、昭和37年、奈良女子大学家政学部住居学科をご卒業になり、以後38年間を教職の道に携わられました。当時の住居学科は住居・保健学科で、卒業生は、家庭科教諭としての就職は難しく、最初は養護教諭に就かれました。
養護教諭の傍ら、家庭・保健の科目も担当され、さらに再び採用試験を受験されてからは、家庭科の専任教諭の道を歩まれました。
平成7年には、滋賀県で女性として初めての公立高等学校長に就任され、大きなニュースとなりました。滋賀県総合教育センター所長を最後に退職されましたが、現在も大学の非常勤講師など、後進の教育と指導の日々をお過ごしです。
また、佐保会滋賀支部の評議員を平成21年までなさってくださいました。
なお、『奈良女子大学創立百周年記念事業協賛【一筆自分史】佐保会編』に、岩本さんのご寄稿がありますので、是非ご一読ください。
また、平成23年6月5日(日)の佐保会滋賀支部総会でご講演いただきました。